DP赤ちゃん
DP赤ちゃん ……対象:生後1か月以降~ひとり歩きを始めるまでの赤ちゃん
ご出産、おめでとうございます!
きっと赤ちゃんとの日々を楽しくお過ごしのことと思います。
そんな中DPにご興味を持って頂いてありがとうございます。
DP赤ちゃんとは?
DP赤ちゃんでは、ママ・パパへ赤ちゃんの体のさまざまな部位へのタッチ法をお伝えします。
適切な場所への、意味を持った圧迫には赤ちゃんの筋肉や関節、呼吸や消化にかかわる器官をのびやかに働かせ免疫を高める作用があります。
また自律神経を整え、赤ちゃんが光や音などの刺激を上手に処理できるように導いてあげることができます。
この触れ合いはわが子の成長発達を促すだけでなく、ママ・パパの育児への不安や焦りを取り除き、家族の絆を深めていくことにとても役立つのです。
赤ちゃんDPで人生のスタートを応援
◇生まれるって、大変!
小さないのちが芽生えてから、赤ちゃんは9か月近くママのお腹の中で過ごしてきました。
そこは暖かい羊水に満たされ、包み込まれるような安心感がありました。
でもある日突然、明るくてうるさく、乾ききった場所に連れて来られて一人寝かされています。
もうあの安らげる場所に戻ることはできません。
「生まれる」というのはなかなかに大変なことなのです。
◇ママ・パパだって、大変!
なかなか寝てくれない・すぐ起きる・泣き続ける・便秘や下痢をする…などなど、お世話をするママ・パパにとっても育児の日々は楽しいばかりではありません。
おだやかそうに見える赤ちゃんでさえも、新しい環境で「生きて行こう!」とする本能で実は交感神経優位の緊張モードになっています。
小さな刺激で起きたり泣いたり、お腹に変調をきたす赤ちゃんがよく見られるのはこのためです。
◇安心して、やすらぐためのタッチ
ほとんどの赤ちゃんはママ・パパにただ撫でられたりさすられるよりも、しっかりと抱っこしてもらうことを好みます。
長い研究のすえに科学者が発見したことを、赤ちゃんは直感でとっくに知っています。
身体へのやさしく深い圧には不安を和らげ安心感や自己肯定感を高める作用があるのです。
(ですから、抱っこを拒否するほどに緊張の強い赤ちゃんにはなおさらDPが必要です)
DPの適切なタッチは 赤ちゃんに、『自分は守られて愛されて認められている』という安心感と自己肯定感を与えます。
また体表面への刺激を通して赤ちゃんは自分の身体の輪郭やスケール感を学ぶことができるのです。
世界標準です
シンプルで親しみやすいDPのテクニック。
けれどその中には西洋の小児発達理論と東洋の経絡発達の理解が融合されています。
最新の医学的な運動・感覚・感情の成長発達理論。
東洋医学の「経絡」で表現される心身の成長理論。
これらはお互いに矛盾なく関係しあっています。
DPはこの関係を大切に、どの赤ちゃんも自分の可能性のすべてを、自分のペースで無理なく健康的に芽吹かせていけるようにサポートします。
ママ・パパにお伝えするひとつひとつのタッチに、西洋医学・東洋医学・理学・発達学・脳科学の膨大な研究データの蓄積が込められているのです。
その臨床実績への反響は大きく、DPはヨーロッパを中心に広く導入、実践されています。
本国ドイツ、そしてオーストリアでは医療保険の対象にもなっています。
「サポートが必要!」とサインを出している赤ちゃんがいます
以下のような赤ちゃんにはDPはとくにお役にたてます
〇つよい向き癖がある
〇身体を反らせて激しく泣き、なかなかおさまらない
〇早産で生まれてきた
〇難産だった
〇低体重で生まれてきた
〇いろいろな事情で保育器生活を経験した
〇双子ちゃん、三つ子ちゃん
実は赤ちゃんのためだけではなく……
DP赤ちゃん と聞くと赤ちゃんのためだけのものかと思われがちですが、実際にはDPにはママやパパ、ご兄弟へのさまざまな提案やテクニックがあり、ご家族全員に良い変化をもたらすことが知られています。
ご家族の誰にとっても、赤ちゃんがやって来るというのは一大事。
愛情と責任感をもってお世話をするほどに、ママ・パパには「これでいいのだろうか…」という漠然とした不安はつきまとうものです。
DPにはそんなママ・パパに自信と力を与える提案とテクニックがあります。
新しい家族が増えてナーバスになっているお兄ちゃん・お姉ちゃんに対してはDPこどもが心を落ち着かせ体を健やかに保ちます。
DPのタッチには「関係性を強化する」という作用もあります。
家族間でのDPのタッチで生まれる安心感や満足感が、お互いの愛着を育て、強い絆を作ります。
ぜひDPをご家族の日常にしてください